パブロ・ピカソ [ Pablo Ruiz Picasso ]
略歴・プロフィール
1881年
10月スペイン、マラガに生まれる。父を師とする。
1900年
パリに行きトゥルーズ・ロートレックの影響を強く受ける。
1901年
"青の時代"を開始し、パリとバルセロナを何度か往復する。この"青の時代"は一つの表現主義的象徴主義で、スペインのゴシック芸術およびエル・グレコからの直接的影響が顕著で、主題の表現は壮絶である。
1904年
パリのバトー=ラヴォワール(洗濯船)に定住。
1905年
"バラの時代"に入り、"青の時代"の厳しさを和らげ、旅芸人やサーカスを主題に描く。
1907年
20世紀絵画の出発点とされる『アヴィニョンの女たち』
(ニューヨーク近代美術館)を描く。
1921年
『三人の音楽師』(ニューヨーク近代美術館、フィラデルフィア美術館)において
"分析的"および"総合的"段階を経てその探求の完結を見る。
1937年
『ゲルニカ』(プラド美術館)は最大の傑作の一つである。第二次大戦中は人間性の危機感を作品に反映して描いたが、戦後は様式や形式にとらわれない自由な制作を続けた。
1944年
マネの『草上の食事』など過去の巨匠たちの絵画を改作した作品をしばしば
描く。
1953年
この年より晩年まで、版画や素描を中心に自己表現的な『画家とモデル』のテーマに集中し、版画の『347シリーズ』等多くの作品を生んだ。
1955年
ヴァロリスに移り住む。
1960年
ムージャンに移る。
1973年
4月ムージャンで没。
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